■アオリイカの特性
秋夜の堤防に行ったことがありますか?
水が澄んでいる漁港では堤防の際に、エメラルドグリーンに光るモヤモヤを見たことないでしょうか?
それはアオリイカの眼光になります
驚くほどに夜中は1m満たない水深の所にもイカが寄ってきています
私もその昔、丘っぱりでの夜釣りエギングの時、横に攻めれるスペースが確保できるのであれば、堤防の際やテトラ近辺のロストギリギリの所をネチネチ攻めます
今は丘っぱりエギングは全然やっていないのですが、型はともかく数を釣るなら夜のシャロー攻めは非常に有効な手段といえます
写真は超有名なアオリイカスポットABG島、このポイントのランクは低めです
■ティップランフィールドの攻めプランニング
遊漁船の場合あまり役に立たない情報かもしれません
ミニボートや自前の船で自由に移動が効く方は必見です
夜明けに出発すると仮定して、今日のティップランエリアが初めてのフィールド
もしくはイカが強烈に溜まっているポイントをあまり知らないのであれば、前述したとおり夜の間に浅場に来たアオリイカの残党を狙うために、シャローエリアから始めるのが有効です
場所によっては10m未満、地形によっては5~7mで構いません
得意の効率論になりますが、猿でもわかる通り、浅場の方が底取りの時間が短いため手数が多くなるのも理由です
まずは浅場でサクサク拾っていきます
そこから釣れ塩梅を確認しながら徐々に深場へ移動していくのが有効です
半日のプランニングとしては
AM5:00~7:00 7m前後のシャローエリア
AM7:00~9:00 10m~20mの中深エリア
AM9:00~ 釣れるところを転々と。。。(正直いい加減す笑)
という感じです
ポイントを熟知している人にも当てはまる攻め方になると思いますが、朝シャローに走ったせいでS級ポイントを他船に荒らされてしまった(汗)
なんてことになるようでしたらまったく意味がないので、得意エリアと相談しながら臨機応変に立ち回って頂ければ幸いです
今回の章は頭の片隅にでも入れといていただければ幸いです
ps. 遊漁船の船長に「浅場から攻めましょう」とか言うのは絶対やめてな