5日前に決行した能登沖での「タイラバ」は強風による船の流れや潮の速さに手持ち道具が付いていけず
外道でアラは釣れたが惨敗💦
を認めざるを得られない結果となりました
ただ惨敗の原因は道具だけの所為とは言い切れず、根本的な反省点は「適当な考えを持っている自分」にあることは間違いありません
順応性が高く、釣りのアイディアや発想を多く持った人達は・・・
ちゃんと大鯛を数匹きっちり上げているのも事実で、反省会ではその釣果に至るプロセスをしっかりお聞きしましたので、自分の覚書を含めて書いていきます
感動しますのでハンカチの準備を・・・
反省会場は出船場所から10分以内、奥能登の「つばき茶屋」お店の紹介は別のエントリーで書かせていただきます
タイラバ釣考・上級者テクニック
反省会では70㎝台の真鯛を2匹上げ、その他根魚、カレイ、アラまで多種多様に結果を上げたKさんからお話を聞きました
まずは当日のコンディション
天候は曇り、波1.5m前後で風が強く、底潮も速い日の流し釣り、水深は100m前後
タイラバヘッドはタングステン200g前後が推奨されるほど深場の速い日でした
急に冷え込んだ日ってのもあって魚探の反応はしきりにベタ底のみ、高くても底から5mほどで現に底~3mほどが勝負ゾーンの展開です
まずタイラバ初心者のアタイの仕掛け (´・ω・`)
ヘッドはビンビン玉TG156gを利用していましたがロストしたので、鉛の170gを船長よりお借りしています
フックは甘鯛に◎でしたスタートのフックセットに、タイラバ仕掛け作り用の太PEラインを30㎝結んで先っちょをチチ輪にし、スナップから手返しよく交換できる仕掛けです
写真とヘッドが違いますがこのような感じです
今日の船が流れる速さ的には「TGの200g」は推奨だったこともあるのですが、Kさんはまさにこの仕掛けに、結果が出なかった原因があるとおっしゃいました
教えて頂いたことをまとめると
・フックセットはフロロのリーダーと直結でほぼ完全誘導させること
・フックは誘導距離を生かし、底に這わせるようにヘッドにダッキングさせる
・今日のように流し速度が速い場合はダッキングまで巻かずともよい
・底中心の日はフックが浮かないようにスカートを細く少なく
・ダックしたら底からはがしてゆっくり巻きアピールの結果(アタリ)を待つ
上から落ちてくるものに反応する魚は、ヘッド着底からの・・・
この一連の流れを、ちゃんと全部見ている🐟
との事でした (´・ω・`) 誘導距離がないなんてとんでもない💦
スカートやネクタイのこだわりもそうですが、浮き幅に関しても比重のあるフロロカーボンリーダーの太さまで加味してこだわるとのことでして
適当なアタイの仕掛けでは・・・
こんな人間様都合の一本調子の仕掛けは、ハマらなかった時のダメージでかく
能登の「タンノ君」当然ガンスルーw
を決め込まれても文句言えません (´;ω;`)ウッ…魅力がなかったのです
Kさんの説明はめちゃくちゃ分かりやすく、ソルトルアーアングラーとしての心意気「見えないルアーをいかに想像しながら動かすことが大事」や
「答え合わせは魚とするんや!」
と「アタイが選ぶ2023名言大賞のNO1ノミネート作品」が飛びだし、この奥能登の地で、不詳まつを・・・
目から大粒の涙がこぼれだしました (´;ω;`)ウゥゥ
隣で食事していたGORIさんのひざを「ワイが求めるのは、このアウトプット力や!」との思いを込めて、御無礼ぺチンコしたのは内緒ですがw
こんな勉強になった釣りも久々です!今回の惨敗は大きな糧にしなければなりませんねぇ~と、涙ながらに奥能登の地を後にしました
ただKさん!「GORIさんがよく言う『渋いは甘え』の台詞は好きやで~!」とおっしゃっていましたが、このセリフ考案したのはアタイですw
そこのところだけ・・・たのまい💋